漢方で不妊を改善する?

漢方が不妊に効果があるか

よもぎ蒸しに通われている方の中には「なんとか赤ちゃんを授かりたい」という想いを持たれている方も多いと思います。
よもぎ蒸しは身体を温めながら婦人系に良い漢方をスチームで全身から吸収します。
漢方というと非科学的なイメージを持つかもしれませんが、臨床的に確認されているものもあり、非科学的ではないと言えます。

今回は漢方と妊活の効果について科学的にご紹介します。

目次

不妊は増加している

「不妊」とは、産科婦人科学会の定義では、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年間妊娠しないものと示されています。
不妊の原因は、WHO(世界保健機関)によれば、約半数は男性に原因があるとされています。
男女とも加齢により妊娠しにくくなることが知られており、女性の初婚年齢の上昇によって、不妊の夫婦(何かしらの検査や治療を受けたことがある)は、18.2%と増加傾向にあります。

厚生労働省 「令和3年度 不妊治療を受けやすい休暇制度等環境整備事業」から引用。

不妊治療の負担は重い

不妊治療に要する通院日数の目安は、下記の図のとおりです。
特に、体外受精や顕微授精の場合、月経周期ごとに「5-12日」の通院が必要となります。
不妊治療は、経済的にも、身体的にも、精神的にも負担を伴うものとなっています。

厚生労働省 「令和3年度 不妊治療を受けやすい休暇制度等環境整備事業」から引用

不妊に漢方は効果がある?

下記のデータは、岩手医科大学産婦人科外来でのデータになります。
一般不妊治療または高度不妊治療と並行して、漢方が投与された患者さんを対象にしています。

B群のように、漢方医学的な診察に基づく漢方を選択することで、妊娠率は71.4%、流産率0%という結果が得られています。
適切な漢方を選択することが良い結果に繋がる、ということを示唆するものだと考えます。

A群(100例):問診のみまたは検査データなどから判断して漢方薬を選択
B群(14例):漢方医学的な診察に基づいて漢方薬を選択
漢方スクエア 「第2回 漢方医学的診察による処方の有用性」から引用。

当帰芍薬散の効果とは?

同じく岩手医科大学産婦人科外来でのデータでは、妊娠に至った症例で最も多く使用されていたのは、「当帰芍薬散」でした。
当帰芍薬散は、その名の通り、「トウキ」を主薬としており、不妊症だけではなく、冷え症、月経不順、月経困難症、更年期障害などにも利用されている漢方です。
当帰芍薬散は、不妊治療において、クロミフェンと当帰芍薬散の併用により妊娠に至るまでの期間が短縮されたとの報告※があり、卵胞刺激および排卵誘発が必要な不妊症患者に広く処方されています。
※安井敏之ほか. 日不妊会誌. 1995, 40(1) p.83-91.

ちなみにセルフキュアの漢方よもぎ蒸しも「トウキ」を配合しています。

よもぎ蒸しで楽しく妊活

漢方は薬の成分で直接治すというわけではなく、漢方により体調を改善させるホルモンの分泌を促し、それによって改善を図るというものです。その関係で、効果が出るまでの期間は体質や症状によって異なります。

よもぎ蒸しは良い香りに包まれながら身体を温めることが出来るため、妊活以外の側面から見ても楽しむことができるかと思います。

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