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よもぎの香りの効果をご紹介!

よもぎの香り

【このコラムで解決できること】

  • よもぎの香りにはどういった効果があるの?
  • よもぎの香りにはどんな成分が入っているの?

このコラムを読めばスッキリ解決できます。

なぜならば大手製薬会社に情報提供を依頼されるほど、よもぎ蒸しの香りに詳しい薬学研究者が執筆したコラムだからです。

この記事を書いた人

薬学研究者 Ryoさん

東京大学薬学部卒。同大学院修了。よもぎ蒸し愛好家。 医学論文を読み込み専門医に伝える仕事をしていました。 正しい情報を分かりやすく発信することを心掛けています。

結論は、長崎大学の研究結果からよもぎの香り成分カリオフィレンが女性の周期的なイライラ感を軽減することが示唆されています。

コラムの前半ではよもぎの香り成分、後半では香り成分の効果を紹介しますね。

目次

よもぎ蒸しのアロマテラピー効果

よもぎ蒸しの効果のイメージは、 温泉療法 + アロマテラピー + 伝統漢方です!

よもぎ自体の良い香りに加えて、追加でハーブなどを入れることが多いので、まさしくアロマテラピーに似ています。

アロマテラピーの一般的な効果としては、①リラックス、②ストレス緩和、③不眠の解消がありますよ。

よもぎ蒸しの他の効果も気になる方はこちらのコラムをご覧くださいね。

よもぎの香り成分

「よもぎ蒸し」というだけあって、「よもぎ」が最も多く含まれています。

Ryoさん

よもぎの香り成分を説明していきますね!

香り成分の割合

こちらの結果は、よもぎの精油の成分を調べた実験の結果です。

よもぎの種類や実験の方法によって、香り成分の割合の結果が異なる可能性があることには注意が必要です。

よもぎ精油の成分含有量トップ5 (セルフキュアが文献から独自に図表を作成)

香りの中には多くの成分が含まれていますが、含有量トップ5の成分を掲載しています。

Ryoさん

成分名だけを見てもピンとこないと思うので、一つ一つの成分の解説をしていきます!

香り成分の特徴

よもぎの香り成分
・ゲルマクレンD:抗細菌活性や殺菌成分として多くの植物に含まれる。
・1,8-シネオール:爽快感がある香りを持つ。炎症や痛みを和らげる作用があるとされる。
・カリオフィレン:女性の周期的なイライラ感を軽減することが示唆されている。
・酢酸クリサンテニル:カモミールに多く含まれる香り。
・β-ピネン:ヒノキなどの針葉樹に多く含まれるウッディーな香り。バラやローズマリーにも含まれる。

香りとしては、爽快感のある1,8-シネオール、ウッディーな香りであるβ-ピネン、カモミールに特徴的な酢酸クリサンテニルが含まれていますよ。

そしてカリオフィレンは、女性の周期的なイライラ感を軽減することが示唆されていて、注目されている成分!

Ryoさん

カリオフィレンを深堀りして説明しますね。

注目成分!カリオフィリンとは?

長崎大学の研究成果ですが、月経ステージごとにカリオフィレンを10分or 30 分間かぐことによって、カリオフィレンの効果を確かめています

通常は黄体前期から黄体後期に向けて体調が悪くなってきますが、カリオフィレンをかぐことで黄体前期と黄体後期で「友好性」「幸福感」が上がっています

月経ステージ毎の β カリオフィレンの作用 (セルフキュアが文献から独自に図表を作成)

イライラしてしまいがちな時期に、他の人や自分に優しくできるようになるのは、良い効果だと考えています。

まとめ

繰り返しになりますが、長崎大学の研究結果からよもぎの香り成分カリオフィレンが女性の周期的なイライラ感を軽減することが示唆されています。

よもぎ蒸しでホッとした気分になるのも、もしかするとカリオフィレンのおかげかもしれませんね。

ぜひ香りを感じながらよもぎ蒸しを楽しんでくださいね!

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