よもぎ蒸しのよもぎを熟成するとどうなるの？【1年間熟成してみました！】

このコラムを読めばよもぎ蒸しと熟成に関する疑問は解消できます。

なぜならば実際によもぎを1年間熟成させた実験結果を書いたコラムだからです。

結論はよもぎを1年熟成すると香りが良くなるということです。またよもぎの色も日光を当てた場合には1年後に茶色になります。

よもぎ蒸しと熟成について理解したうえで、自分に合ったよもぎ蒸しの方法を見つけて、日々の健康管理に役立ててくださいね！

※よもぎ蒸しをサロン導入したいアナタは、まずは「よもぎ蒸し通信講座」から目を通しましょうね。

なぜよもぎを熟成しようと思ったか？

よもぎ蒸しの漢方の中には「3年熟成よもぎ蒸し」というものがあります。

3年熟成よもぎ蒸しで有名なのが韓国の江華島で無農薬栽培されたよもぎです。潮風で熟成したりと特別な方法を使っているようです。確かに特別な方法だけあって香りが良いという特徴があります。

今回は実験によって、何によって香りが良くなるのか、他にも何か変化があるのか実際に検証してみましたよ。

よもぎ熟成の1年間の実験

実験の内容

簡単に言うと同じ漢方を保存条件を変えることでどう変化するかを確認した実験になります。

【実験条件】
場所：日光が当たる場所、冷暗所
期間：3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月
漢方：セルフキュアのよもぎ蒸し漢方を利用

実験の結果① 色が変化するか

分かりやすい変化は「よもぎの色」が変わるということです。

日光を12ヶ月当て続けたよもぎは色が緑色から茶色に変化していました。

ちなみに一方で冷暗所に12ヶ月保存したよもぎは色がほぼ変わっていなかったです。

実験の結果② 香りが変化するか

写真では分かりにくいですが時間が経つにつれて香りが変わっていました。

6ヶ月保存のよもぎ漢方はさほど香りが変わらないのですが12ヶ月目のよもぎ漢方は香りに深みが出ていました。

ちなみに日光照射版も冷暗所保存版のよもぎ漢方も同じように深みのある香りでしたよ。

実験の考察

今回の実験をまとめると下記の結果になります。

【実験結果】
・よもぎの色が茶色になる要因は「日光」
・よもぎ漢方の香りが深まる熟成期間は「1年」

なぜよもぎの色が緑色でなくなるかというと葉っぱを緑色にしている色素(葉緑素、クロロフィル)が日光によって分解されているからだと考えられます。

また熟成で香りが良くなる原因として香りの成分比率が変わったからだと想定されます。ただしなぜ成分比率が変わったのか、どの成分が増えたのかは分からないです。

よもぎ熟成のまとめ

よもぎを1年熟成すると香りが良くなるということでした。またよもぎの色も日光を当てた場合には1年後に茶色になりますよ。

もし自宅で気軽によもぎ蒸しを楽しみたい方は、下の記事をぜひ見てくださいね！道具の選び方や、メリットとデメリットを踏まえたおすすめランキングを詳しく紹介していますよ。