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【韓国】急速に拡大する無人店【現地レポ】

先日、韓国・ソウルを訪問した際に様々な無人店舗に行ってきました。
韓国は無人店舗が拡大しているとは事前に知ってはいたのですが、行ってみると、想像以上に「無人化」「自動化」が進んでいました。
無人化が進むソウルの最新事情をご紹介します!

目次

無人のラーメンコンビニ

韓国ソウル・鍾路(チョンノ)にある、24時間営業「ラーメンコンビニ(라면편의점)」
私が行った際は、外国人も多く世界的な話題性が伺えます。

「ラーメンコンビニ」は完全無人で、注文から調理まで全てが セルフサービスです。

タッチパネル(キオスク)で商品を購入後、紙の容器にラーメンを入れます。
無料トッピングも豊富です(私が行った時はキムチ、おでん、もやし、ねぎ、チーズ、えのきがありました。)

左手にずらりと並ぶラーメン調理器。右手がトッピング

ラーメンは1袋3,000~4,000ウォンで、缶ドリンクとラーメンを注文し5,000ウォン(約500円)と、かなり良心的な金額でした。

大きな通りに面していて立地も良く、韓国の不動産事情は分かりませんが2階建てテナントでそれなりに賃料はかかりそう。
トッピングが充実していたので、原価はインスタントラーメン以外にも発生します。

客単価が低いため、「24時間営業+回転率の高さ」が鍵となる事業形態です。
明洞からも歩いて30分くらいの好立地で多くの来客が見込めること。(しかも各種媒体で取り上げられバズっている)
ラーメンなので長居する客は少ない(高い回転率)こと。
ラーメン1杯当たりの限界利益が少なくても来店客数が多ければ、利益が確保できます。

また、私が行った際にスタッフの方がトッピングの追加や清掃をしていました。
無人店舗ですが、定期的なスタッフの巡回は必要です。

無人カフェ

ソウルには無人カフェが幾つかあるようですが、アヒョン駅の無人カフェ「Now Coffee」「SMARTCAFE24/7」をご紹介します。

こちらの2つは同じレジデンスにある無人カフェです。

タッチパネルで購入後、ドリンクマシンでドリンクが貰えるようです。ドリンクだけでなく、軽食もありました。

2023年4月現在、クレジットカード、現地pay系決済のみで現金は使えませんでした。
(韓国のカフェは有人でも現金決済が出来ない店舗が多かったです。)

SMARTCAFE24/7の店内。おしゃれ

私は行った時、現金しか持っておらず購入出来ませんでした。。
味は分かりませんが、価格はお安いです。

Hot Americano はいずれの店舗も1,400ウォン(約140円)。※2023年4月執筆時点の価格です。

韓国の土地勘はありませんが、アヒョン駅周辺を散策していたところ、高層マンションが多く少しリッチな住宅街の印象を受けました。
平日午前に訪れたところ、女性1人でのんびりしたりマダムのお喋り場所として利用されてました。

無人コンビニ/無人アイス

最近は日本でも冷凍餃子が流行り、無人販売店を見かける機会も増えました。
ソウルでは、散策していたら普通に無人販売所を見かけるほど、日本以上に普及している印象を受けました!
滞在中、私が見つけたいくつかの店舗をご紹介します。

無人の鶏卵販売所

移動中に駅構内を歩いていたら鶏卵の無人販売場を発見!

急いでいたので、場所を書き留めていなかったのですが、乙支路3街駅だったと思います。
鶏卵っていうのが、韓国ならではですね。
ご夫婦などが買われていました。

無人のコンビニアイス

Now CoffeeやSMARTCAFE24/7と同じエリアにありました。
アイスやスナックなどが陳列されていました。

ここは無人店舗としては珍しく現金決済も出来ました。
この日のソウルは日本の真冬並みに寒くアイスは断念、、500w(約50円)のグミをライチ購入♪

レジ上に監視カメラ映像が見えるようになっていますが、日本の無人販売場より監視カメラの数も多いです。
ソウルでは至る所に監視カメラがある印象を受けたので、文化的な問題もあるかもしれません。

ミールキット販売所

アヒョン駅の改札を出てすぐ右側にあります。
韓国は共働き夫婦が多く、近年ミールキット需要が増加しているようです。

ラインナップは辛そうなものが多いです。

韓国の無人店舗の特徴

実際にソウルの無人販売所に行ってみて、日本の無人販売所との違いをいくつか感じました。
ここでは日本の無人販売所と比較して感じた相違点を大きく3つご紹介します。

①監視カメラ数が多い

日本の無人販売所も監視カメラを設置しているところは多いです。
ですが、設置されている数が日本の無人販売所より多い印象を受けました。
死角がないように細かく設置している店舗もありました。

また、監視カメラの映像を店内で画面表示しているお店も多かったです。
これは日本の無人販売所では実施していない店舗もまだあるので、導入を検討してみても良いかもしれません。

盗難損を経費の一部に考えている事業者も多いと思いますが、発生確率を下げる取り組みも同時に行うと安心です。

②キャッシュレス

韓国の無人店舗の多くが現金不可、キャッシュレス決済のみでした。

野村総合研究所の「キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識」の調査によると、2016年の韓国のキャッシュレス普及率は世界で96.4%と非常に高い数字です。

韓国96.4%
イギリス68.7%
アメリカ46.0%
日本19.8%
野村総合研究所「キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識

ここ数年、日本でもキャッシュレス決済が広がっています。
経済産業省が算出した2021年の日本のキャッシュレス比率は32.5%、将来的に80%までの上昇を国としても目指しています。

無人販売をされている事業者にとって売上金の盗難は一番堪えると思います。
決済をキャッシュレスにしたら物理的に金庫を破壊される売上盗難のリスクは抑えられます。

しかしながら、日本で完全キャッシュレス化は顧客の絞り込みにつながると感じる事業者の方も多いでしょう。
キャッシュレス化を進めつつ、こまめに売上金の回収を行う。
顧客の利用状況を分析しながら、決済の判断を行うことが良いかもしれません。

③価格が安い

韓国の無人販売所、無人カフェは通常より安い価格設定をしている店舗が多くありました。
コンビニだと130円するアイスが半額で買えるということで人気が広がっているイメージがあります。

日本の場合、無人サロンは有人サロンより低い価格設定をしているケースが多いのですが、販売所の場合、スーパーより高い価格設定のケースが多いです。
SNSをうまく活用したり、商品ラインナップを工夫することで付加価値を提供されていると感じます。
無人販売所の未来は誰にも分かりませんが、今後どうなっていくのかが楽しみです。

至る所にある無人店舗

意図せず出会ってしまいほど、ソウルは無人店舗が多かったです。

今回はご紹介したのは全て「無人販売所」となります。
セルフキュアは「無人型サロン」の運営ノウハウがありますが、無人販売所と無人サロンでは運営や気を配るポイントは変わっています。

セルフキュアではよもぎ蒸し講座を行っておりますが、個別にご要望があれば無人システム等の講座を行うことも可能です。
ご興味のある方は個別にお問い合わせください。

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