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ブタクサアレルギーでもよもぎ蒸しはできるの?【医学専門家】

このコラムを読めばよもぎ蒸しとブタクサアレルギーに関する疑問は解消できます。

なぜならば薬学研究者の経験を活かして書いた科学的根拠に基づいたコラムだからです。

この記事を書いた人

薬学研究者 Ryoさん

専門:東京大学薬学部卒/同大学院修了
実績:当メディアは年間利用者60万人以上
   よもぎ蒸し講座受講生は80名以上
一言:根拠に基づく情報を発信します!

結論はブタクサアレルギーであってもよもぎ蒸しが必ずできないとは限らないということです。同じキク科ですが、花粉がそれぞれ異なる形を持っているため、ブタクサには反応してもヨモギには反応しない方もいます。

よもぎ蒸しとブタクサアレルギーについて理解したうえで、自分に合ったよもぎ蒸しの方法を見つけて、日々の健康管理に役立ててくださいね!

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目次

ブタクサアレルギーはよもぎ蒸しできる?

ブタクサアレルギーがあるからといって、必ずしもよもぎ蒸しができないとは限りません。ブタクサとヨモギはどちらもキク科の植物ですが、それぞれ異なるアレルゲン(アレルギーの源)を持っており、ブタクサに反応する方が必ずヨモギにも反応するわけではないためです。実際、ブタクサとヨモギでは主要なアレルゲンが異なることが報告されています。

一方で、ブタクサとヨモギの間には交差反応(どちらもアレルギーが生じること)が起こる場合もあります。研究では、両者に共通または類似したアレルゲンが存在し、ブタクサとヨモギの両方に反応する方がいることも確認されています。つまり、「ブタクサだけなら絶対に大丈夫」と判断するのも避けたほうが安心ですね。

特に、過去にヨモギを触ったり吸い込んだりした際に、じんましん、鼻水、咳、息苦しさなどが出たことのある方は注意が必要です。よもぎ蒸しについては安全性を直接検討した十分な研究がなく、ヨモギ自体についても人での安全性に関する研究は限られています。アレルギー症状が強い方や喘息がある方は、自己判断で試さず、事前に医師へ相談するのがおすすめです。

Ryoさん

ブタクサアレルギーでもよもぎアレルギーではない場合もあるということ!

ブタクサアレルギーでOKなこともある根拠

根拠① ブタクサとヨモギは同じキク科でも花粉の形は違う

ブタクサとヨモギは、どちらもキク科に分類される植物ですが、花粉の微細な特徴まで完全に同じというわけではありません。花粉データベースでは、ブタクサとヨモギで乾燥時の形状や表面構造などに違いが確認されています。植物として近い仲間でも、まったく同じものではないということですね。

ただし、「花粉の形が違うからアレルギー反応も起こらない」と考えることはできません。アレルギーでは花粉の外見そのものではなく、そこに含まれるタンパク質などに対して免疫が反応するためです。ブタクサとヨモギには異なる主要アレルゲンがある一方、一部には交差反応するアレルゲンもあります。

そのため、花粉の違いは「ブタクサとヨモギが別の植物であることを示す一つの要素」と考えておくとよいでしょう。よもぎ蒸しができるかどうかについては、実際でヨモギで症状が出たことがあるかなどを踏まえて判断することが大切です。

根拠② ブタクサNGでもよもぎOKな人あり

ブタクサアレルギーの方全員が、ヨモギにもアレルギーを持っているわけではありません。

専門的な話をすると、ブタクサの代表的なアレルゲンであるAmb a 1と、ヨモギの主要アレルゲンArt v 1は異なるタンパク質であることが知られています。したがって、ブタクサには反応してもヨモギには症状が出ないケースはあり得ます。

反対に、ブタクサとヨモギの両方に反応する方もいます。Amb a 1とヨモギのArt v 6などの間では交差反応が報告されているため、「今までヨモギで症状がなかったから必ず大丈夫」とまでは言い切れません。アレルギーは人によって反応する物質が違うところがポイントですね。

自分がヨモギに反応するか分からない場合は、アレルギー科などで相談する方法があります。必要に応じて問診や特異的IgE検査、皮膚テストなどを組み合わせて、どのアレルゲンに感作されているのかを医師が判断します。特に過去に強いアレルギー症状を経験している方は、安全を優先してください。

Ryoさん

私もブタクサアレルギーですがよもぎ蒸しは問題なくできます!

どの植物アレルギーだとできない?

よもぎアレルギーがある方は、基本的によもぎ蒸しを控えることをおすすめします。よもぎ蒸しでは名前のとおりヨモギを使用するため、原因となる植物への接触や吸入を避けるというアレルギー対策の基本から考えても、あえて使用するメリットは大きくありません。

特に、ヨモギ花粉によって鼻炎、目のかゆみ、咳などが出る方や、ヨモギに触れて皮膚症状が出た経験がある方は注意が必要です。蒸気を使う方法だからアレルゲンがなくなる、と考えることもできません。ヨモギについては、人を対象とした安全性の研究自体が十分ではないのが現状です。

また、過去にヨモギによって息苦しさや全身のじんましんなど強い症状が出た方は、自己判断でよもぎ蒸しを試さないようにしましょう。アレルギーの程度を確認したい場合は、先に医師へ相談するのが安心ですよ。

Ryoさん

よもぎアレルギーの方はよもぎ蒸しは避けましょうね!

どの植物はできない可能性あり?

キク科植物にアレルギーがある場合も、よもぎ蒸しを慎重に検討する必要があります。ヨモギやブタクサのほか、キクやタンポポなどもキク科に分類され、一部の植物同士では交差反応が報告されています。例えば、ヨモギとキク、タンポポの間でアレルゲンの交差性が確認された研究があります。

ただし、「キク科アレルギーなら全員よもぎ蒸し禁止」という意味ではありません。同じキク科でも含まれているアレルゲンは植物によって異なり、ある植物だけに反応する場合もあれば、複数の植物に反応する場合もあります。個人差が大きい部分ですね。

ブタクサ、キク、タンポポなどのアレルギーがあり、ヨモギに反応するか分からない方は、施術前にサロンへ伝えるだけでなく、必要に応じて医療機関へ相談すると安心です。特に喘息やアナフィラキシーなど重いアレルギー症状の経験がある方は、「少しだけ試す」といった自己判断は避けることをおすすめします。

Ryoさん

キク科アレルギーだからと言ってよもぎ蒸しを諦める必要はありません!

よもぎ蒸しとブタクサアレルギーまとめ

ブタクサアレルギーがあるという理由だけで、よもぎ蒸しが必ずできないとは限りません。ブタクサとヨモギは同じキク科ですが、それぞれ異なるアレルゲンを持っているため、ブタクサには反応してもヨモギには反応しない方もいると考えられます。

一方で、ブタクサとヨモギには交差反応するアレルゲンも報告されています。そのため、ブタクサアレルギーの方が「同じ植物ではないから大丈夫」と自己判断するのもおすすめできません。

特によもぎアレルギーが分かっている方は、よもぎ蒸しを控えるのが安全です。ブタクサをはじめとしたキク科アレルギーがある方についても、症状の程度やヨモギへの感作状況は一人ひとり異なります。不安がある場合は医師に確認したうえで、よもぎ蒸しを利用するか判断してくださいね。

もし自宅で気軽によもぎ蒸しを楽しみたい方は、下の記事をぜひ見てくださいね!道具の選び方や、メリットとデメリットを踏まえたおすすめランキングを詳しく紹介していますよ。

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