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【サロンの確定申告】はじめての確定申告!やり方や経費について解説

サロンを開業し、初めて確定申告をする人は不安に感じる場合も多いでしょう。
サロン経営をする中で、確定申告の正しい理解は必要です。
この記事では、個人でサロン経営する方向けに確定申告の概要や手順、注意点などを詳しく紹介します!

この記事を書いた人

Nonさん

勤務税理士として外資系税理士法人、株式会社リクルートに勤務後、独立。日本最大級のよもぎ蒸しサイト「セルフキュア」を運営。よもぎ蒸し歴10年。

この記事で分かること
・個人事業主にとって避けては通れないのが確定申告
・様々な特典がある青色申告がオススメ
・会計ソフトを使うことで効率的に確定申告できる
・オススメの会計ソフトは大手3社。どれが合うかは個人差があるので、無料体験で試してみよう!

NONさん

本格的にサロン経営をするなら青色申告が断然オススメ!
会計ソフトを使えば効率的に確定申告書を作成できます。

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目次

サロンオーナー必見!確定申告についてご紹介

確定申告について

個人事業主としてサロンを開業したら、毎年1回「確定申告」をしなければなりません。
確定申告とは、簡単に言うと年間の所得を計算・申告し、納税するための作業です。
個人事業の確定申告は、1月1日~12月31日までの1年間に生じた所得(利益)とそれに対する税額を計算します。
原則、翌年の2月16日~3月15日のあいだに、税務署への申告と納税が必要です。

個人事業主として開業届などを提出したら、売上・経費などを帳簿付けして、1年分を集計します。
それを元に確定申告書類を作成して、所得金額と所得税などを計算し、税務署へ提出します。
節税を行いたい場合には、必要な経費をしっかり算出しなければいけません。
サロン経費を正しく把握して計上し、無駄のない経営を行いましょう。

確定申告をしなくてもバレない?

確定申告を行わなけばならない者が確定申告をしない場合、ペナルティが課せられる可能性があります。
確定申告をしないと無申告加算税や延滞税などの税金を追加で支払わなければいけなくなったり、無申告や所得隠しをすると刑事罰に科せられる可能性があります。
初めて自宅サロンを開業される方は、確定申告や税金についてあまり深く理解していない方も多く、意図せず無申告となってしまうこともあるでしょう。
しかし、納税義務が生じる収入がある場合には、しっかりと確定申告で納税額を把握し、税金を納めなければいけないことを覚えておきましょう。

青色申告と白色申告

個人事業主の確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。
一般的に、青色申告は白色申告と比較すると複雑というイメージがあるようです。

白色申告は単式簿記による簡易帳簿のみなので、帳簿つけが比較的容易です。

青色申告は複式簿記です。複式簿記のほうが、貸借対照表も作成しなければならないので複雑ですが、青色申告は「赤字を3年間繰り越せる」「減価償却費を30万円まで一括計上できる」「控除額が大きい」などの節税メリットがあります。
青色申告が難しそうなイメージを持たれる方も多いですが、税理士依頼したり、会計ソフトを利用してご自身で記帳する方法があります。

会計の専門知識がなくても確定申告書を作成できる会計ソフトもありますよ

青色申告の進め方

青色申告をするためには、税務署に行き「青色申告承認申請書」という書類を提出する必要があります。
すでに開業していて今まで白色申告だった場合は、その年の3月15日までに青色申告承認申請書を提出しなければいけません。
新規に開業した場合、開業から2ヵ月以内に提出する必要があります。

開業したら開業届とセットで 青色申告承認申請書も提出することをおすすめします。
確定申告の時期になると無料の確定申告セミナーを開催しています。
青色申告が初めてで不安な方は、各税務署の確定申告説明会に参加してみるのもおすすめです!

個人事業主が経費にできるものとは?経費の判断基準や具体例を解説

経費はその年に得た収入から差し引くことができ、正しく経費計上を行うことによって、節税につながります。
しかし、経費として認められないものまで計上してしまうとペナルティが科せられます。
個人事業主の支出は事業とプライベートが曖昧になりやすい為、経費の判断基準についてもしっかりと理解しましょう。 

経費の基準

国税庁では、経費について以下のように定義しています。

事業所得、不動産所得および雑所得の金額を計算する上で、必要経費に算入できる金額は、次の金額です。
1.総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額
2.その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額
出典:国税庁「No.2210 やさしい必要経費の知識」

経費計上は、税務署から指摘を受けた際に「事業に関わる費用であると客観的に証明できること」が大切です。
その為には経費のエビデンスとなる領収書は勿論ですが、事業の売上にどのように貢献する経費なのかを説明できる必要があります。

後々だと忘れてしまっていることもあるので、領収書保管時に「誰との商談か」など、経費とする理由や必要性を記載しておきましょう。

自宅サロンの場合

個人事業主が自宅でサロン開業している場合、家賃や光熱費の一部を経費計上することが可能です。
もちろん家賃や光熱費の全額を経費計上することは出来ません。業務で使用している部分のみ計上可能です。
ではどうやって業務で使用した部分のみ抽出するのでしょうか?

家事按分で事業分を抽出

経費全体のうち業務として使用している分を一定の比率で区分して経費計上します。これを「家事按分」といいます。 
家事按分は、税務署から説明を求められた際に按分の合理的根拠を示せるようにしておくことが大切です。

例えば地代家賃「住居の1室を仕事のための専用スペースとして使用している」ケースを例にとって考えてみます。
この場合、大きく2パターンで家事按分をすることが出来ます。

1.事業に使用している面積から計算

住居スペースのうち、サロン業務に使用している面積を算出します。
家賃10万円、自宅が50平方メートル、内事業スペース10平方メートルの場合、
10平方メートル÷50平方メートル=0.20で按分比率は20%。
家賃10万円の20%である2万円を地代家賃として計上できます。 

2.事業に使用している使用時間から計算


1週間のうち事業で使用している時間から按分率を求めます。
例えば、1日7時間、1週間で5日間稼働している場合、1週間の事業時間は7時間×5日=35時間です。
1週間を時間換算すると24時間×7日=168時間であるため、35時間÷168時間=0.2083…%と按分率を算出できます

このように自宅サロンであっても合理的基準を元に家事按分することで節税に繋がります。
家事按分も青色申告より白色申告事業者の方が条件が厳しいです。
青色申告にはさまざまな節税メリットがあります。節税をしたい人は青色申告がおすすめです。 

個人事業主向けのお薦め会計ソフト

青色申告を自分でする場合、会計ソフトを使うことをおすすめします!
会計事務所に依頼することもできますが、開業して最初の頃は売り上げもどこまで上がるか不安なので経費をかけたくないですよね。
エクセルなどで記帳することも出来ますが、確定申告書や財務諸表まで作ることを考えると会計ソフトの方がスムーズに作成出来るでしょう。

会計ソフト選びに関しては、使いやすさ・分かりやすさを考慮すると大手3社から選ぶのが無難です。
周りのお話を聞いていても、3社のどれが合うかは個人差があるように思います。
ここで紹介した3社は全て無料体験期間がありますので、自分で触ってみて判断するのが良いでしょう。

やよいの青色申告オンライン / やよいの白色申告オンライン

やよいは会計業界では知らない人がいない歴史ある会計サービスです。
やよいシリーズは青色、白色ともにフリープランが初年度無料で利用できるのが嬉しいポイント。
やよいシリーズが合うかどうか不安な方でも気軽にお試しできますね。

ソフト名プラン初年度価格2年目以降
やよいの白色申告 オンラインフリープラン0円0円
ベーシックプラン4,600円(税抜)9,200円(税抜)
トータルプラン8,400円(税抜)16,800円(税抜)
やよいの青色申告オンラインセルフプラン0円8,800円(税抜)
ベーシックプラン6,900円(税抜)13,800円(税抜)
トータルプラン12,000円(税抜)24,000円(税抜)

やよいシリーズはお試し期間が他社より長いのが個人的にオススメポイント。
仕事で簿記に触れたことがある人は、違和感も少ないかと。

freee会計

freeeは会計知識がなくても確定申告できるように作られています。
借方貸方という簿記の知識がなくても直感的に操作できるので、帳簿をつけるのが初めての方にオススメです!
(逆に他社の会計ソフト経験者や会計知識がある方からするとややこしく感じるかもしれません)

プラン価格お試し期間
スターター11,760円(税抜)あり
スタンダード23,760円(税抜)あり
プレミアム39,800円(税抜)あり

MFクラウド確定申告

MFクラウドはバランスの良い会計ソフトと言われています。
ですが、ある程度の簿記の知識は必要ですので、会計初心者の方には少し難しく感じるかもしれません。

プラン価格お試し期間
パーソナルミニ9,600円(税抜)1ヶ月間
パーソナル11,760円(税抜)1ヶ月間
パーソナルプラス35,760円(税抜)1ヶ月間

会計ソフトの使用料が気になる方もいるかと思いますが、経費として計上することが可能です。
確定申告時には会計ソフト使用料も忘れずに経費計上するようにしましょう。

まとめ

今回はサロンの確定申告をご紹介しました!
初めての確定申告は不安に感じることも多いかと思いますが、今は便利なクラウド型会計ソフトも多数あります。
会計ソフトをうまく活用しながら、確定申告シーズンを乗り切りましょう!!

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