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【日経新聞でも取り上げられた無人ビジネス】メリット、デメリットを徹底解説

2023年3月29日の日本経済新聞で「無人店舗ビジネス」について取り上げられていました。
事業形態が日経新聞で取り上げられることからも、業界の盛り上がりが伺えます。

無人店舗業態について、拡大要因、メリット、デメリットを解説します。

目次

無人店舗の拡大理由

急速に拡大している要因は、やはり「人手不要」なことにありそうです。 

特に飲食業の人手不足は深刻なようで、

・求人媒体に載せても応募がこない(=広告料の垂れ流し状態)
・来るもの拒まずの採用でサービスの質の低下
・高めの時給設定でようやく採用できても、突然やめるスタッフがいてシフトを組むのが大変

などなど…。人件費の圧迫だけでなく、経営者としての気苦労も相当なものだと感じます。

昨今の物価高の影響もあり、コスト削減の観点からも無人店舗が勢いを増しています。

無人店舗のメリット

無人業態のメリットを大きく5つのご紹介します。

メリット1: 人件費を大幅に削減できる

従業員がいないため、給与や福利厚生などのコストが発生しません。
これにより、運営コストを抑えることができます。
従業員を1名雇った場合と比較しても、24万円ほどのコスト削減になります。

時給1,200円×スタッフ1名×8時間オープン×月25日稼働= 「240,000円/月」削減 

メリット2: 採用費用を削減できる

アルバイトの平均採用単価は東京都で約6.4万円です。(2019年、ネオキャリア調べ)

高い採用費用を払っても、どれだけ定着してくれるかは分かりません。
採用費用を削減する方法はいくつかありますが、その1つに人に依存しないという方法もあります。

メリット3: 損益分岐点が非常に低い

無人店舗は人件費のコストカットができるので、月々のランニングコストが安く、損益分岐点が低いのが特徴です。
特に無人型サロンの場合、損益分岐点をいかに下げるかが重要です。

セルフキュアの開業講座は、ご要望があれば損益分岐点などを含む具体的なお金面の話もしています。
受講された方からは「安いと思っていたけど、こんなに安いとは」と驚かれるほど、経営努力を続けています。

メリット4: スモールスタートできる

「カフェをやりたかったけど初期費用が捻出できずサロンに変更した」
他業種から変更するケースもあるように、美容サロン業態は初期費用が安いという特徴があります。

そんな美容サロン業態の中でも、セルフサロンは初期費用が非常に安いです。
もちろん、脱毛サロン、エステサロン等業態によっては機械購入費が発生することもありますが、それらを鑑みても小資本でスタートできるのが特徴です。

メリット5: 開業後の運営は時間に拘束されない

有人の美容サロンをされている方の中には、
「お客様から沢山きていただけるのは嬉しいが、自分の時間がない」
「1日に対応できる数に限度はあり、体の限界を感じる」
といったお悩みをお持ちの方も多いようです。

有人サロンの場合、特に1人オーナーであれば自分の時間とサロン業務は引き換えです。
無人サロンの場合、知恵は必要ですが本業を持ちながらでも開業する方もいらっしゃいます。

無人店舗のデメリット

無人店舗の課題について4つご紹介します。

デメリット1: システム手数料がかかる

無人店舗運営で必須なのが無人システムの導入です。
このシステム選定が重要で、予約システムやスマートキーなどとの連携もあるため慎重に選ぶ必要があります。
価格としては、月々の手数料が数万円といったところが多い印象です。

なお、セルフキュアは月々3,000円ほどのシステム利用料で運用しており、様々なシステム会社を見てから講座に来られたからからは大変驚かれます。

デメリット2: 機器の購入費用がかかる

無人店舗運営には複数の機器を購入する必要があります。

セルフキュアも様々な機器、システムを時間をかけて熟慮し今のシステムに辿り着きました。
なお、セルフキュアの無人システムの機器購入費用は約5万円以下です。(HP作成を自作しない場合、別途料金がかかります。)

このように無人店舗の場合、システムを活用することが必要不可欠です。
難しいプログラミング等の作業はありませんが、ある程度ITアレルギーはない方が良いでしょう。

デメリット3: 集客、広告活動は必須

これは無人店舗特有のことではないですが…念の為。

開業に必須のマインドとして「お客様は待っていても来ない」ということ。
広告活動は積極的に行いましょう!

デメリット4: セキュリティリスク

 先日、十三の「無人のアイス」さんに行ってきました♪
韓国で大流行の無人アイスが日本でも楽しめるお店です。

アイスを中心に韓国グルメもあり渡韓に分が味わえる楽しいお店でした!


そんな無人のアイスさんですが、なんと私たちが来店した前日に売上が盗まれる事件に遭われていたようです。


無人業態は万引きや不正行為のリスクがあります。そのような脅威に対する対策が不可欠です。
当店でもオープン時に様々な盗難のリスクは懸念していましたが、幸い今まで盗難被害になったことはありません。

また「無人サロン」の場合、お客様が適切な方法でご利用いただけるのかという課題もあります。
当店ではお客様アンケートなどから、ほぼ全ての方から適切な方法でご利用いただいておりますが、無人サロンならではの様々な工夫が必要です。

無人店舗ビジネスの課題については下記の記事でも解説しています!

無人業態についてもっと知りたい方に

無人店舗の運営システムは様々なものがありますが、初期費用、月額費用ともに高額なものが多いです。
ですが、システムを上手く活用することで、手頃な価格で無人店舗の運営が可能です。

セルフキュアでは無人店舗運営にご興味のある方からご要望があれば、システム講座や相談サービスをご提供いたします。
ご興味のある方は是非ご検討ください。

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