よもぎ蒸しと自律神経について【医学専門家】

このコラムを読めばよもぎ蒸しと自律神経に関する疑問は解消できます。

なぜならば薬学研究者の経験を活かして書いた科学的根拠に基づいたコラムだからです。

結論はよもぎ蒸しでリラックスできれば自律神経を整えることができるということです。なぜならばストレスが自律神経を乱す原因の一つだからです。

よもぎ蒸しと自律神経について理解したうえで、よもぎ蒸しを楽しんでくださいね！

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自律神経とは

「自律神経が乱れる」など日常会話で使われますが、そもそも自律神経って何か気になりますね。

自律神経とは呼吸や体温調節や消化など生命に必要な機能を担っていて体で自律的に働く神経のこと。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分類されて異なる働きを持っていますよ。

自律神経が乱れるとは

現代人はストレス社会で体が緊張する場面が多いですよね。

自律神経が乱れるとは交感神経が過剰に働いて副交感神経の機能が不足していることが多いということです。

自律神経が乱れたときの症状

下記の症状が自律神経が乱れた時の一般的な症状です。

複数の症状が同時に出ることもありますね。

自律神経が乱れる原因は？

原因① 性別と年齢

自律神経の機能を調べた研究(※)によると、男性は特に30代から、女性は40代から機能が低下していくようです。

特に体を回復する副交感神経の機能が低下しますよ。

若いうちは徹夜しても問題なかったのに、年齢を重ねると無理ができなくなるのは、自律神経の機能が落ちて体の回復力が下がったからです。

※ Anti-Aging Medicine, 2010 7(8) : 94-100

原因② 心へのストレス

ストレスは自律神経を乱すことが分かっています。

人間関係、仕事や学業のプレッシャーなど、緊張や不安といった感情をもたらしますね。

心理的な負担が大きいと交感神経が優位になってきますよ。

原因③ 体へのストレス

疲労や睡眠不足、急激な温度変化など、体へのストレスの原因になりますよ。

心へのストレスと同様に体へのストレスも交感神経を優位にさせると言われています。

原因④ 不規則な生活

生活リズムが崩れると自律神経のバランスも崩れやすくなります。

徹夜や夜更かし、不規則な食事時間など、生活リズムが崩れてしまう習慣は避けて、健康的に過ごしましょう！

自律神経を整える方法

方法① 生活リズムを整える

生活リズムが整えると自律神経のバランスも整ってきます。

つい夜更かしや間食などをしてしまいたくなるかもしれませんが、無理のない範囲で生活リズムを整えていきましょう！

方法② リラックスをする

ストレスは自律神経を乱しますね。

なのでストレス解消につながるリラックスできることを探してみましょう。

リラックスする手段として、適度な運動やストレッチ、よもぎ蒸しのように体を温めたり好きな香りでアロマテラピーなどがありますよ。

よもぎ蒸しでリラックスするコツ

コツ① 適切な温度にする

よもぎ蒸しは熱いのを我慢するものではありません。

心地の良い温度はおおよそお風呂の温度に近いことが分かっています。

熱いのを我慢してストレスを感じる前にコンロの温度を下げたりしましょうね。

コツ② 座り方を変える

同じ座り方を続けると体の一部が痛くなることがあります。

その場合は定期的に座り方を変えてみましょう！

コツ③ 好きな香りで楽しむ

よもぎ蒸しはよもぎの良い香りもしますが、ラベンダーなどのハーブを入れて、さらに香りを楽しむこともあります。

アロマテラピーのように良い香りでリラックスできますよ。

リラックス以外のよもぎ蒸し効果

リラックス以外によもぎ蒸しで感じる効果をまとめました。体が冷えることで様々な症状に繋がることは医学でも分かっているので体を温めると良いことが多いですね。

効果を1つずつ丁寧に解説していますので、気になる方はこちらのコラムをご覧ください！

よもぎ蒸しと自律神経まとめ

繰り返しますがよもぎ蒸しでリラックスできれば自律神経を整えることができるということでした。なぜならばストレスが自律神経を乱す原因の一つだからです。

もし自宅で気軽によもぎ蒸しを楽しみたい方は、下の記事をぜひ見てくださいね！道具の選び方や、メリットとデメリットを踏まえたおすすめランキングを詳しく紹介していますよ。